12月 試合中のケガ

ついに師走に入り、気忙しくなってきました。

今年は考えられないことが次々と起こり、心身共に落ち着かない年でした。

日常を見つめ直す年でもありました。

何事もなく、新しい年が迎えられたらいいですね♪

 

当院は、12月31日(木)午前まで営業しています!

12月31(木)午後~1月4日(月まで休業、

1月5日(火から通常通り営業いたします。

お間違えの無いようよろしくお願いいたします。

 

 

●試合中のケガ~現場の難しさ~

 

先日、試合中のケガの処置をする機会がありました。

ミニバスの頃から、いつも観戦していたので何度かそのようは場面はありましたが、

特にトレーナー活動しているわけではないのでその場での処置に留まります。

 

その後、来院されてケガの確認や施術をしっかりとできる場合もありますが、

トレーナーとして役割を果たすには、スピード感のある試合中での適切な処置が求められ、知識と経験が必要であるとつくづく思います。

 

【主訴】

右足首のケガ

相手の足を踏んだ際足首を内側に捻って負傷。

 

【症状】

受傷直後、歩行不可、疼痛(++)

前距腓靭帯、踵腓靭帯部圧痛、腫脹(++)

 

【処置】

アイシングで腫れが少し引いたところで再度確認。

骨への損傷はないと判断し、テーピングで試合復帰。

 

【考察】

大会運営関係の先生方のケガへの意識や知識が高く、この日も氷水を張ったバケツを用意していました。

コールドスプレーや保冷剤だと、アイシングしながらケガの確認ができないことや、広い範囲での冷却ができないので、末端のケガであれば、大きめのバケツや衣装ケースに患部を入れるのが効果的です。

 

大切な試合とはいえ、選手を早々に復帰させるのは賛否があります。

選手一人一人の性格や考え方を把握し、また顧問、コーチ、保護者の考えも理解して信頼関係を築き、対応することが必要なのだと感じました。


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