女性が快適に過ごせるように

ここ数十年、男性と女性が対等な社会になりつつあります。

女性が社会的に責任のある仕事をしている姿は

見ていて頼もしく、美しい。

自分もがんばろうと励まされます。

 

その反面、

やはり家事をするのは女性。

それでも毎日会社に行って、夕方まで働いて、夕ご飯を作る…。

これがワンオペ状態なら、

お母さん、倒れます、爆発します…

 

もちろん今は昔とは違い、

会社側の配慮、家庭でのお父さんの役割、

子どもの預かり施設などが変化して

女性の負担も軽減しているかと思います。

 

 

しかし、何万年たっても変わらないのは

「子供を身ごもって、出産するのは女性」

ということです。

 

妊娠は病気ではありませんが、

妊娠中、お母さんは体を酷使して赤ちゃんのために栄養を与え

出産時は、交通事故に遭った時と同じくらいのダメージを受けます。

ホルモンの急激な変化で情緒も不安定になります。

産後は母乳を与え、夜泣きにも悩まされて寝不足…

 

妊娠前であれば、妊娠のプレッシャー、

不妊治療中なら、何度も何度も採血をしたり

決まった時間に薬や注射をしたりと

神経、身体をすり減らします。

 

これだけ体を酷使しても

「全然平気~!」

「忙しいけど楽しい~♪」

という方もいれば

「もう体が動かない~」

「イライラして爆発しそう~」

という方もいます。

圧倒的に後者が多いと思いますが…

 

 

そんな女性のための鍼灸を深く学びたいと思い、

安産灸ネットワーク、戸部久子先生から

妊婦治療を手取り足取り教えて頂いております。

 

戸部先生は、妊婦さんへの寄り添いの姿勢が素晴らしく

不調の原因をフワッと包み込んでくれるような施術をされます。

私の目標です。

 

妊娠経過において、

つわり・逆子・予定日超過・その他のマイナートラブルなどなど。

パターンは千差万別。

お一人お一人に対応できるように

戸部先生の多くの経験と自分自身の経験を積んで

引き出しを増やしていきたいと思います。

 

 

不妊鍼灸治療は

なちゃら鍼灸院、畑瀬理惠子先生主催の

「HFMA(畑瀬式不妊妊婦鍼灸)基礎講座」を受講し、

認定書をいただきました。

 

ここでは病鍼提携の大切さを学びました。

不妊治療と平行している方のホルモン値を読み取り

状況に合わせて施術計画を立てることを

本当に分かりやすく教えて頂いております。

その他、産後のこころの変化、栄養学なども学びました。

 

また、畑瀬先生は逆子治療に置いて、

産科医からの情報の共有で、矯正率が上がるという素晴らしい論文を発表されました

 

畑瀬先生の素敵な笑顔と優しい対応の裏に

きめ細やかな理論立て、深い考察があることで

妊娠率、逆子矯正率の高さがあるのだと感じました。

 

 

当院の

マタニテイ鍼灸院

女性・妊活中の方のための鍼灸では、

 

体質に合った養生指導、鍼灸、アロマトリートメントを行います。

基本的には、痛くない、心地よい刺激を心がけています。

 

そしてご自分の体質を知って、生活に気を付けることで

妊娠中のマイナートラブルを防ぎ

産後の回復を良くし

赤ちゃんを迎えるための体の準備が整っていきます。

 

特に、妊娠待ちの方は

ストレスで体も心もガチガチになることが多いです。

オイルマッサージやたわいのない会話でも

楽になることもあります。

それ以外にもご家庭でも実践できることはあります。

 

普段の生活の中で楽になる工夫も一緒に考えながら

自身が学んだことを生かし、施術することで、

身体が楽になるきっかけになれば、とても嬉しいです♪

 


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