超音波画像観察装置でみる③ 手掌のしこり

手はよく使うため、少しでも違和感があると気になりますね。

今回は、手のひらのしこりの症例をご紹介します。

 

●40代女性

薬指の付け根の手のひら側にしこりと圧痛があるため来院されました。

しこりの部位を超音波で確認すると、

中が黒く抜けており、腱鞘の肥厚や腫瘍、石灰化でもないと観察できました。

超音波治療器を照射後、痛みはかなり減少しましたが、しこりはまだあるため経過観察としました。

 

【ガングリオンの可能性】

ガングリオンは、中にゼリー状の物質が使っている腫瘤です。

この患者様は指の付け根にできましたが、手首や手の甲にもできやすく、大きくなって神経を圧迫すると痛みが生じます。

痛みやしびれがひどい場合やかなり大きくなった場合は

医療機関への受診をおすすめしています。

場合によっては注射器で内容物を吸い出す治療が必要になります。

 

【痛みに超音波治療】

画像観察装置とは別に治療用の超音波治療器も設置しております。

◆超音波治療器のしくみ

超音波が生体組織に照射される際に生じる熱で、温熱作用を発生し、超音波が到達している範囲を立体的に温めることができます。また、1秒間に何百万回もの振動を起こすことでミクロマッサージ効果を発生し、疾患部の痛みを和らげます。

 

当院でも、急性から慢性の痛みに対して良い結果が出ています。

ガングリオンの場合、数回の照射後、痛みの減少、しこりが縮小したという患者様もおられます。

 

痛みが軽かったり、小さいうちの方が改善しやすいようです。

気になる方はご相談ください。

 

周りの関節の柔軟性をつくる手技施術と併用すると相乗効果が期待できます↓

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